「眞松庵」を形成する厳選木材は、自然界において、
果てしなく長い時をかけて成長した木々のみが熟練の目利きたちにより
選ばれました。
それらの自然木が木材として棟梁や大工に丁寧に扱われ、
最上級の日本建築を形作り完成いたしました。
やがて時を経るに伴い、それぞれの木材の持つ品格や手触り、輝きまで、
必ずや上質感やその美しさを増していくことでしょう。

宿の内部に滞在していますと、木々の香りに癒され、
安心感と共に心穏やかな気分に包まれるから不思議です。

「眞松庵」はいつの時も、温もりのあるもてなしと
上質な空間であり続けたいと真摯に望み、皆様が、
我が家に帰った時のような寛ぎに満たされる愛おしい
宿でありたいと願っております。

眞松庵は、京都・岡崎地区の閑静な一角、
禅寺として高い格式を持つ南禅寺の門前に位置します。
岡崎地区は、平安神宮、知恩院など有名な神社仏閣、
美術館や博物館など文化施設が集中し、
歴史や文化に触れ、観光を愉しむことができる
理想的なエリアです。

京都には、ふと帰りたくなる場所がある…
「眞松庵」が夢に見る、上質な宿に込める熱い思いです。

建物を形作る厳選された木材は、自然の森の中で、
長い時をかけて成長した木々のみが選ばれました。
棟梁と大工に大切に扱われた木材は、彼らの期待に応え、
上質な建物として完成し、やがて時を経れば、必ずや
その木の持つ魅力は増していくものと言われています。

静謐な館内に滞在していると、選ばれし木々の香りに癒され、
優しい木の感触に触れ、人の心はより穏やかに保たれていくでしょう。

主庭の東側にある一棟の「離れ」は、
1966年に創られた8畳一間の空間ですが
棟梁中村外二の代表作の一つです。
「東山 緒方」のカウンターや、西側の客室からも
お楽しみいただけます。